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2010年 04月 29日
今日は、一箱古本市の初日。ぼくは谷中ボッサ(http://www.yanakabossa.jp/)での白石ちえこさんの写真展の搬入の手伝いに向かう。
『小説トリッパー』(朝日新聞社)に連載中の三崎亜紀さんの短編小説に採り上げられた不思議な写真。ふと日常からはぐれてしまった風景だ。柔らかく焼き付けられたオリジナルプリントを見ると、異空間に旅をしているような気分がする。 谷中ボッサの濃くておいしいコーヒーを飲みながら見ると格別です。5月3日までやっています。 展示の準備が終わると、もう11時半になっていたので、あわてて一箱古本市に向かう。 一箱古本市は11時から午後4時まで開催しているのだが、今日は午後から下北沢に行かなくてはならない。廻れる時間は1時間ほど。結局、古書ほうろう→ギャラリーKINGYO→根津教会と3スポットを見ただけで時間切れだった。 買ったのはドンベーブックスさんで文庫本を2冊『心のふるさと(谷内六郎)』『日曜日は歌謡日(和田誠)』、それから四谷書房さんで『わが師わが友(山口瞳)』の計3冊だった。 後ろ髪をひかれる気持ちで下北沢に向かう。東京都民教会での、中川五郎、アリエル・アッセルボーンのライブがあったのだ。友人の狂犬・末森英機さんの企画したコンサートだった。 教会に入ると、受付に五郎さんとアリエルさんが座っている。出演者が受け付けをしているとは、なんと手作り感覚のコンサート(笑)。 五郎さんが、先日亡くなった沢田としきさんのことについて話しかけてくれた。 沢田としきさんとは、個展に伺ったときにほんの少しだけ話をしたぐらいだったけれど、そのときに沢田さんが表紙のイラストを担当していた福音館書店の雑誌『おおきなポケット』に、ぼくの文章が載っていたことを覚えていてくれて、とてもうれしかったのを覚えている。初めて話すのに、笑顔がやさしくて、人見知りをするぼくがちっとも緊張しなかった。 五郎さんは、きっと亡くなった沢田さんを想いながら歌ったのだろう。でも決して感情に走らず、たんたんと歌った。まったく暗い顔をせずに軽やかに歌った。 聴きながら沢田さんのやさしい表情、その死を悼む五郎さんの心を想うと自然と涙が流れた。いい歌だった。 アリエルさんは、アルゼンチン・ブエノスアイレス出身のギタリストでシンガー&ソングライターでもある。(くわしくはこちら http://www.arielasselborn.com/)。クラシックギターを基本にしたギターは繊細で美しかった。歌もギターのサウンドも、どこかピエール・ベンスーザンを思わせた。クラシックギターファンだけに聴かせるのはもったいない! フォークソングの五郎さんとクラシックのアリエルさん、ちょっとミスマッチとも思えるコンサートだったが、これが意外に楽しい。いまさらながら中川五郎さんの懐の深さに感心した。 打ち上げに誘われたのだが、疲れていたので保光敏将さん、美由紀さんと「いーはとーぼ」でコーヒーを飲むことにする。ここでも五郎さんの歌がよかったと話す。うーん、こんなことはめずらしい(笑)。 保光さんがギャラリー無寸草とづづ(http://www7a.biglobe.ne.jp/~musunso/)に個展のDMを置きに行くというので、いっしょに行くことにする。 まだ開店していなかったのだが、中に入ると、沢田さんの告別式からの人たちがテーブルを囲んでいた。タキさんが沢田さんの絵が飾ってあるからと招き入れてくれた。無寸草の最初の展覧会が沢田さんだったのだという。木彫りの作品、皿などの小品、引っ越しの通知の絵はがきなどが飾ってあった。 お通夜は、五郎さん、大塚まさじさん、ハンバートハンバートが歌ったのだという。聴きたかったなあ、と思うのは、ちょっと不謹慎か…。
by kyotakyotak
| 2010-04-29 23:20
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