今井忍さんのギターと歌、やっぱりよかった! 5月30日、国分寺のgieeでのライブ、お客さんは少なかったけれど、じつに楽しい一日だった。
いつもはアーリー・タイムス・ストリングス・バンドのギタリスト、宮武希さんのサポート、ああ、そうだ、エイモス・ギャレットのサポートも! というようにバックミュージシャンとして活躍しているけれど、ぼくは今井忍さんがソロでやる歌、そしてギターが好きだ。
今井さんのギターは、さりげなく歌に寄り添うように響く。決して派手な弾き方はせずに淡々と、当たり前のことを当たり前にきちんと弾く。
と書くと、面白みがないギターのようだけれど、そんなことはなくて、今井さんはひとつひとつの音を吟味して弾いている。余計な音がない。だからじっと耳を傾けていると、胸の中にじわりと音楽が広がって、しみこんでいくようだ。
いまのところ、たった一枚のソロアルバム『夜のつばさ』を聴いてもシンプルだけれど、選び抜かれた音が聞こえてくる。もっとたくさんの人に聴いてもらいたい。
今井忍さんとライブをいっしょに出来て、音楽の話をたっぷりして、贅沢な一日だった。