もう11月ですね。
昨日は、ハッピー&アーティ・トラウムのライブ。心配されたお客さんの数も、下北沢のラカーニャは満員でした。
ラカーニャでのライブは、いつものことだけど、とてもアト・ホームな雰囲気で、演奏する人と観客がのんびりした空気に包まれる。
アーティさんは、「まるでリビングルームにいるようだ」といってました。
ま、そんだけせまいっていうこともあるんだけど。柱もあるし、前の人の肩と肩の間からステージを見ることになるのは、しょうがないです。
演奏は、素晴らしかった。すごい技術ということをまったく感じさせないすごさ、というかな。細かい打ち合わせはしていないのか、お互いの演奏を聴きながら、それに反応している感じでした。兄弟で、何十年もいっしょに演奏しているから出来るんだろうな
。
「I SHALL BE RELEASED」では、自然に客席からも歌声がもれて、大合唱に。
ハッピー&アーティ・トラウムといっしょに歌えるなんて、ちょっと涙が出てしまった。
それにしても、ここのところ精力的というか活動的でした(僕にしては)。
南椌椌さんの個展、古知屋恵子さんの個展、大谷安弘さんのライブ、ジャワの影絵を見に行ったり……、おっと井上洋介さんの個展にも行った。その間にいちおう仕事をしたり、打ち合わせに行ったり、ジムに行ったり、医者に行ったりでした。
11月4日は池袋のポポタム(http://popotame.m78.com/shop/)という本屋さんでトークショーに参加。
今、ポポタムのギャラリーには、丸木俊さんが描いた「ロシアのわらべうた」という本の原画が飾ってあります。この本は母が翻訳したもので、このたび丸木ひさこさん、ポポタム、架空社のお骨折りで復刊することになりました。
母のことを話してほしいと呼ばれたのですが、僕だけでは心許ないので、母の友人でロシア文学者の松屋さやかさんにお供をお願いしました。大正解! 松屋さんのお話は、本当に楽しくて、ロシアの民話の魅力や、登場する動物たちの話をいっぱい聞くことが出来ました。
本の方は今月中には出来るそうです。丸木俊さんの絵はいいです! ぜひ、足を運んでください!
写真は、当日もらったサイン。アーティは、左利きだった。