ご報告が遅くなりましたが、2月22日(土)の高円寺U-hAでのライブ、楽しかったです。
この「にゃにゃにゃvol.1」を企画したくりすあすかさんに感謝です。
この日、初めてドラムといっしょに演奏しました。叩いてくれたのは、「森は生きている」の竹川悟史さん。森では、ボーカルだけど、もともとはドラマーだったとか。リハーサルは1回だけだったけれど、すぐに曲を理解して、ばつぐんのグルーブを出してくれました。ボーカリストだけに、歌に寄り添うような叩き方で、うるさすぎず、タイトなリズムでした。また、いっしょに演奏したいなあ。
ドラムが入ると、ほかのメンバーののりの良さもちがって、ベースの中野裕介さん、ギターの北村宥志さんもいつにもまして切れがよかったみたいですね。谷口さんも、のって演奏してくれました。谷口さんは、いつものりのりですけれど(笑)。
出来ればこの感じで新しいレコーディングをしたいです。
ほかに共演した江村健さん、アダチヨウスケさんバンドは初めて聴いたけれど、それぞれに個性的で面白かったです。ぼくはふだん、あまりライブに行かないけれど、いい音を出している人ってたくさんいるんだなあ。アーチストらしい音というか、ぼくにはぜったいに出せない音ですね。
いつもキーボードを弾いてくれている谷口雄さんもソロで登場。ギターの弾き語りも披露してくれました。照れくさいのか、レコードを取り出してカバーする曲の解説を語る、語る! ジョシュ・ローズというアメリカのシンガーソングライターの「1972」という曲、よかった! オリジナルも「森は生きている」では聴けない感じのフォークっぽい曲でした。これからもソロ活動もやってほしいですね。「ゆるさ」の吉村類さんとの共作も美しいメロディでした。
くりすさんの歌とギターは、70年代のフォークロックを思い起こさせるサウンドで、懐かしいのに新しい音でした。オープンチューニングのギターもかっこよかった。
それにしても出演者の人選から日程の調整など、準備もたいへんだったろうし、本番も共演者に気を配りながら、アットホームな雰囲気を作ってくれて本当に気持ちのいいイベントでした。ミキサーをしてくれた大森元気さんも細かく気を遣ってくれて、いい音にしてもらいました。ありがとうございます。
高円寺U-hAには、4月11日にも出演させてもらうことになりました。詳しくはまたお知らせします。