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2016年 01月 03日
新年ももう3日目が終わろうとしています。明日から仕事という人も多いでしょう。正月気分は今日までですかね。
大晦日の日に、とも吉がぎっくり腰で寝込んでしまい、とも吉の代わりにお墓参りに出かけたくらいで、しずかなお正月でした。 暮れにライブが続いたせいか、疲れ気味です。 ライブの締めくくりがOasisのカバーでよかったんだろうか(笑)? ゆっくり音楽を聴く気分にもならずに、だらだらとサッカーやら箱根駅伝をテレビ観戦しながら、だらだらと過ごしてしまいました。 正月の間に聴こうと思っていて山積みのCDやレコードに手が伸びず、ギターにもさわらないまま。こんなことも珍しい。このまま音楽が出来なくなるのでは、なんて思ってしまいます。だいたい歌もギターもうまくないのに、人前に出て演奏をするというのは、けっこうストレスです。もちろん楽しいことは楽しいのですが。 こんなふうに落ち込んだときは、大好きなサンドウィッチマンやナイツの漫才を聞いても、気が晴れないもんですね。なにをやっても気分が明るくならない。 で、結局、音楽を聴くことにした。ほかにやることが思いつかない。情けないなあ。でも、最近のものはどうも聴く気にはならない。 そこで暮れに古書ほうろうで入手したオーディオブックがあるのを思い出した。中村とうようがコンピレーションした『大衆音楽の真実』全3巻。レコードは持っていたけれど、これはCDエディション版で新しい曲も追加されている。 昨年、武蔵野美術大学での「中村とうようコレクション展」に行って、膨大なレコードコレクションの一部を見たり、蓄音機を使ったレコードコンサートを聴いたけれど、このオーディオブックを聴いていると、とうようさんのすごさがわかる。自分の好きなものをとことん集めるというのは、表現なんだな、と思う。オーディオブックに収録されているのは、アメリカ、ハワイ、カリブ海、メキシコ、ブラジル、インドネシア、アフリカ、エジプト…と世界中のポップス、大衆に愛された音楽だ。アカデミックに集められているというわけではなくて、中村とうようが好きな音楽が並んでいるようだ。研究とかお勉強という感じがしない。もちろんきちんとした解説もついている。でも、選曲にしても曲の並びにしても、聴く人を楽しませようと考えられている。 だから、とうようさんがターンテーブルにレコードを載せながら、「これ、いいんだから、聴いてよ」という感じで聴くことが出来る。もっとも、とうようさんがそばにいたら、こわくてレコードなんか落ち着いて聴けないかもしれないよなあ。 1巻目の1曲目はアメリカのフレッド・ヴァン・エプスという人のラグタイム・バンジョー。2曲目がハワイのスティールギターと続く。5曲目には、日本の豊年斎梅坊主の出鱈目。阿呆陀羅経という大道芸。そして6曲目はアメリカのラップの元祖といえそうなジャック・スニードのナンバーズマン。国も楽器も曲も違うのだけれど、ちっとも違和感がなく聴くことが出来る。ちっとも古い音楽と感じない。 まるで細野さんのエキゾチック音楽を聴いている気分。ヴァン・ダイク・パークスの音楽にも通じる。こんなこと、音楽好きの人ならわかっていることだろうけど。 暮れにレコード大賞や紅白歌合戦を見たけれど、日本のポップスはますます画一化が進んでいるような気がする。昔はもっとバラエティに富んでいたのになあ。ムード歌謡、民謡、演歌、グループサウンズとごちゃまぜだった。ラジオからは、同じ番組で歌謡曲と洋楽ポップスを流していた。子どものころはビートルズだって、アニマルズだって、映画音楽だって、ふつうのラジオ番組で聴いていたんだ。 いま、ちょうどガーナのE.Tメンサー楽団の「アサバ」という曲を聴いているところ。ガーナを中心としたポップスで「ハイライフ」というらしい。1953年ころの録音だという。ジャズっぽい洒落た音楽で聴いているとウキウキしてくる。 世界には、素敵な音楽がたくさんあるんだな、と改めて思う。気分がよくなって、へたくそなギターを弾いてみようかな、と少し気持ちが晴れてきた。どんなクスリより、いい音楽が効くみたいだ。
by kyotakyotak
| 2016-01-03 23:58
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