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2008年 05月 29日
5月16日に堀川理万子さんの個展を観にオンワードギャラリー日本橋へ行く。堀川さんは以前、「しあわせいっぱい荘にやってきたワニ」(福音館書店)で仕事をごいっしょさせていただいたのだが、お会いするのは今回が初めて。美人だった!
絵はロンドンの駅や風景を中心にしたもので、観ていると旅に行きたくなった。徳間書店の編集部の面々と昼食へ。パスタをおなかいっぱいに食べた後、トンカツの話で盛り上がる。どういうこっちゃ? その後、池田満寿夫 知られざる全貌展を観に千葉市美術館へ向かう。オペラシティでやっていたのを見逃したのだが、やはり観ておきたかった。 で、やはり50年代、60年代の作品はよかった。マイルス・デイビスや南佳孝のレコードジャケットにも使われていたが、いま観てもポップでかっこいい。 でも、だんだん巨匠になっていくにつれて、作品が退屈になっていく。絶筆となった作品には、昔のみずみずしさがあるような気がするのだけど、早い死が残念。そうそう、祖母があるパーティで池田満寿夫に話しかけたことがあった。 「うちの孫(ぼく)が、あなたの小説を読んでましたよ」 「ええ、だめですよ、あんなポルノを読ませては」 ほんとにきさくな人だったようだ。 ライブでは、5月20日神楽坂シアター・イワトでの「ふちがみとふなと」が素晴らしかった。神楽坂のマンヂウカフェ「麦マル2」の企画で、まんじゅう2つとお茶がサービスについていた。 100人以上の客が入って満員。客席には友部正人の顔もあった。(はやく着きすぎたので神楽坂の町をブラブラしていると、2回もすれちがった。五十番の中華饅頭を食べていた……)。 ふちがみとふなとは、下北沢のleteにも行ったけれど、今回は開場の熱気のせいか、ものすごいライブだった。ふちがみさんの歌とふなとさんのベースというシンプルな構成なのに、あれだけの音空間を生み出せるなんて! 多分、今年のベスト・ライブになるかな。 5月23日は池袋・東京芸術劇場でキース・ジャレットのソロ・コンサート。ここのところ来日すると必ず聴きにいっている。 ぼくはトリオでの演奏、とくにゲーリー・ピーコックのベースが好きなのだが、今回はソロ。 例によって、咳払い禁止の緊張する雰囲気。でも、今回のキースはご機嫌らしく、気分良く演奏していた。 ソロの場合、いわゆるジャズのイディオムはいっさい使わずに、しかし美しいメロディ、和音を紡ぎ出す。朝日新聞の評(悠雅彦だったか?)に「バルトークのミクロコスモスのようだ」と書いてあったけれど、なるほどです。でも、ぼくは箸休めのように演奏するブルースやアンコールの最後に演奏した「イージー・リビング」が好きです。 5月25日は、前日の自分のライブの自己嫌悪と疲労をものともせず、平塚市立美術館へ「村田朋泰展 夢がしゃがんでいる」 を観に行く。 じつは村田朋泰の作品は、きちんと見たことはなかった。目黒美術館にも行かなかった。ミスター・チルドレンのビデオで初めて村田朋泰を知ったのだけど、ミスチルにはまったく興味がないので、ちょっと面白いクレイ・アニメを作る人だな、というくらいだったのだが……。 いや、行ってよかった! きちんとアニメーションを見たことがなかったので、その作品世界を再現した展示を見ても、最初のうちは、いまひとつ乗り切れなかった。でも、だんだん観ていくうちに、じんわりとしみこんできたのだ。 なんだろう、昭和のサウダージ感というか、「さいはて」感というか、山川直人さんの漫画を読んでいるときにも、同じような感覚があったのだけど、どこにでもあるようで、どこにもない世界があった。 展示を見てから、アニメの上映を観る。時間がなくてBプロしか観られなかったが、それでも村田朋泰にはまってしまった。時間があれば、もう一度、展示を見たかったけれど、残念ながら、もう最終日の閉館時間がせまっていた。何回も通った人がいるらしいが、気持ちは分かるな~。
by kyotakyotak
| 2008-05-29 14:29
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