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2015年 08月 17日
明日、18日は古書ほうろうでの「サウダージな夜」です。ゲストは、長坂雅司さんと棚木竜介さん。ぼくと3人で「ある日~」というユニットをしています。新曲もやります。午後8時から、無料です。 http://horo.bz/
22日は、渋谷にあるワインバー、カボットに出演します。共演は、 さすらいのシンガー、いちい大介さん。roppenの中村浩章さんです。 open/start 18:30/19:00 charge / 2000yen(1D込み) http://www.cabotte.jp/ #
by kyotakyotak
| 2015-08-17 11:27
| ライブ告知
2015年 07月 31日
先日、不忍ブックストリートの茶話会でジェームス・テイラーのことを話すことになって、資料をさがしていたら、ダンボール箱の中から古いコンサートのプログラムが出てきた。
「BLOOD,SWEAT & TEARS 第二回ロック・カーニバル」。 1971年2月13日(土曜日)日本武道館で行われた初来日公演のプログラムだ。もう表紙がボロボロになっている。 当時、ぼくは14歳の中学生。外国のロックグループの演奏を聴くのは初めてだった。武道館に行くのも初めてだった。 ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズは、ホーンセクションが特徴的な、いわゆるブラスロックの草分けで、ジャズとロックを融合させたバンドだった。ブラスのアンサンブル、アドリブソロがうまくてどちらかというとジャズのバンドといってもいいくらいだ。ただ、それをロックらしくしていたのが、ヴォーカルのデヴィッド・クレイトン・トーマス。カナダの木こりだったという大男は、ホーンセクションに負けない野太い声の持ち主だった。大学出のインテリぞろいのバンドでただひとり、粗野で、たたき上げの風格を持っていたデヴィッドは、かなりくせのある男だったらしい。デヴィッドを嫌ってバンドから抜けていったメンバーも多いらしい。 外国のミュージシャンのライブは初めてじゃない。その年の1月10日に新宿厚生年金会館で行われたホセ・フェリシアーノに行っている。その日は、ギタリスト伊勢昌之に初めてレッスンを受ける日で、ギターを抱えて座席に座っていたのを覚えている。 でもホセ・フェリシアーノはポップだから、ロックのコンサートとしては、B,S&Tが初めてだった。 ちなみに第1回ロック・カーニバルは前年12月にジョン・メイオール、ハービー・マンデル、ラリー・テイラーが来日していた。 この年あたりからキョードー東京が仕掛けて本場のロックグループが次々と来日している。1971年だけでもフリー、BBキング、シカゴ、グランドファンク・レイルロード、ピンク・フロイド、レッド・ツェッペリン、エルトン・ジョン。みんな初来日だったのだから、日本中のロック少年が驚喜したのもわかるだろう。いや、どうかな、ぼくはうれしかったけれど、ぼくのまわりでロックの話をする友人はいなかったような気がする。そのころの中学生はそんなもんだったのかも。 たしかロックは、「ロック・カーニバル」、ポップスは「ラブサウンズ・スペシャル」というタイトルがつけられていたと思う。ジェームス・テイラーはラブサウンズ・スペシャルだったな。ラブサウンズねえ、これが日本でのJTの評価だったんだなあ。 中学生だったぼくは、ロックといえば、それまでビートルズしか聴いていなかったが、少しずつ他のロックも気になり始めていた。ロックは、ラジオでもそれほどかかってはいなかったように思う。情報は雑誌「ミュージュックライフ」だったのだろうか? 「ニューミュージックマガジン」はまだ買っていなかった。あ、そうだ、テレビで大橋巨泉が「ビートポップス」をやっていたな。それからその頃、グループサウンズが下火になってきて、アイドル路線から本格ロックを始めるようになって、いろいろロックナンバーのカバーをしていた。ジャズの人もロックを演奏をするようになっていた。そうか、マイルスもエレクトリックになったころだった。 B,S&Tのことをなんで知ったのか、よく覚えていない。「Spinning Wheel」はラジオで聴いて知っていたけれど、もしかしたら、伊勢さんの教室でアルバムを聴かせてもらったのかもしれない。「You've Made Me So Very Happy」のコード進行を教えてもらったっけ。とにかくB,S&Tはかっこいい、とそのとき脳にすりこまれたのかもしれない。 中学生のぼくは、来日が決まると紀伊國屋にあったチケットショップで一番安い1000円の席を買った。2階席の上のほうの席だった。初めて行く武道館は大きかった。下のほうに小さく見えるステージには、大きなアンプがつんであった。音楽誌のグラビアで見た風景だった。それだけで興奮した。前座は猪俣猛のバンドでいわゆるジャズロックを演奏した。いま聴いたらかっこいいと思ったのかもしれないが、そのときは“おじさんのロック”にしか聞こえなかった。プログラムをあらためて見たらテルマ・ヒューストンも出演したらしい。そういえば黒人女性のボーカルを聴いたような……。 そしてB,S&Tの登場。多分、セカンドアルバムのとおり、エリック・サティの変奏曲から始まったと思うけれど、どうだったろう。 とにかくボーカルのデヴィッド・クレイトン・トーマスの迫力は圧倒的だった。ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」についてミック・ジャガーよりも自分の歌の方がすぐれている、といってはばからないデヴィッド。ミックよりも「悪というものを知り尽くしているからだ」というのも納得という歌だった。どんなにほかのメンバーがソロを吹きまくっても、存在感が違う。腹の出た頭のはげたおっちゃんなんだけどなあ。 コンサートの最後に、デヴィッドがタンバリンを1階席(つまり武道館では2階席)に向かって放り投げた。タンバリンは届かなかったのだが、身を乗り出してとろうとした男の人が転落した、ように見えた。あのタンバリンが描いた放物線と男の人が落下するシーンがいまでも目に焼き付いている。 これ、本当にあったことなのかなあ。白日夢だったのか。だれか、覚えている人いませんか? #
by kyotakyotak
| 2015-07-31 13:10
| 近況報告
2015年 07月 29日
「まんが王国」というサイトで、ぼくが昔に原作を書いた漫画が公開されています。
漫画家さんは、なかの弥生さん。ぼくのペンネームは、芳村杏です。 公開されているのは、 くせになりそう 1巻 (超)くせになりそう 1~4巻 かえで忍法帳 1巻 無料試し読みも出来るそうです。 スマホ閲覧のみらしいです。 ①スマートフォンのWEBにて「まんが王国」と検索。 ②まんが王国サイト内でタイトル名もしくは、芳村杏、またはなかの弥生を検索。 超くせは、アニメにもなったことがあるハチャメチャな話です。 興味のある方は覗いてみてください。 #
by kyotakyotak
| 2015-07-29 12:47
| 近況報告
2015年 07月 26日
ちょっと前のことになってしまいましたが、6月16日の「サウダージな夜」のことを書いておきます。この日のゲストは、北村宥志さん。ポップバンド「ゆるさ」のギタリストで、ぼくのライブでもお世話になっています。
北村さんは、バンドではテレキャスターを使って渋いフレーズを決めていますが、じつはアコースティック・ブルースギタリストとしてもすごいんです。それで「サウダージな夜」ではたっぷりとカントリーブルースを弾いてもらおう、ということでゲストに迎えました。 この日、北村さんが持ってきてくれたギターは、ナショナル製のリゾネーターギター。円形の薄いアルミニウム製の共鳴板をブリッジの下に取り付けてあります。ボディはメタル製でずっしりと重いギターです。独特な音色ですね。1937年製ということで、ギターマニアには、見るだけでも楽しくなるオールドギターです。 北村さんと会ったのはもう6、7年前で何回もいっしょにステージで演奏しています。最初の演奏は、国分寺のgiee(ギー)でしたっけ。今井忍さんもいっしょでした。お客さんは少なかったけれど、ゆるさの吉村類さんに初めて会ったのもこの日でした。この日がきっかけになって、スリービレッジス結成、そして、ゆるさへと発展したのですから、記念日ですね。 北村さんは、ジョン・フェイヒーのドキュメントを見たばかりで、のりのりの演奏を聴かせてくれました! ふたりのインプロ演奏では、中野裕介さんにむちゃぶりをして、ライブペインティングをしてもらいました。見れば見るほど、味が出るイラストが完成! セットリスト しのぶしのばず かもつせん (北村さんのためにカントリーブルースアレンジ) ギターラグ 1923年にシルベスター・ウィリアムが弾いた初めてのブルースのソロ曲。 ホーボーだって深海魚の夢を見る ジョン・フェイヒーの曲 家路(インスト) Just A Closer Walk With Thee 僕が生きるに必要なもの インプロ曲。中野裕介さんにライブペインティングをしてもらいました! ごはんの湯気で泣くかもしれない #
by kyotakyotak
| 2015-07-26 14:32
| 近況報告
2015年 07月 01日
ジェームス・テイラーの新譜「Before This World」が届いた。日本盤ボーナストラック3曲入り、とアナログ盤。DVD付2枚組の米盤は発売が延期になったらしい。こちらには日本盤には収録されていないボーナストラックがあるという。
またJTの話か、といわれそうだけど。そういえば、ぼくのJT好きの話が広まって、ライブのときでもその話題になる。でもね、もちろんJTは好きですけれど、マニアックなわけではないんです。 JTを熱心に聴いていたのは、アップル盤のファースト、ワーナー盤の「Sweet Baby James」「Mud Slide Slim and the Blue Horizon」「One Man Dog」あたり。前にも書いたけれど、ギブソンJ-50というギターを使っていた頃の音が好きだった。 もちろんソングライターとしても好きだから、続くニューヨーク録音でシティサウンドを目指した「Walking Man」も好きでした。このアルバムはディヴィッド・スピノザというギタリストがプロデュースをしていて、アレンジがかっこいい。JTのサウンドにふさわしいかどうかは賛否両論なのだろうけれど、ぼくは愛聴しています。余談だけれど、小坂忠さんのアルバム「ほうろう」での「機関車」のアレンジは、「Walking Man」に収録されている「Let It All Fall Down」にかなり影響されていると思う。 1975年の多くの人がJTのベストだという「Gorilla」は名盤だし、つづく「In the Pocket」もスティービー・ワンダーとの共作もあって楽しかった。 ところがそれ以降のアルバムは、リリースされれば買ってはいたのだが、それほど熱心に聴いていなかった。再びセクションといっしょに作った「JT」とかあるのにな。1979年の「Flag」は、ニューウェイブの影響を受けたのか、曲調は変わらないけれど、サウンドがギスギスしているようで、苦手だった。世の中に乗り遅れまいと、あがいているようで痛々しく感じた。 その後「Dad Loves His Work」「That's Why I'm Here」「Never Die Young」「New Moon Shine」と、どのアルバムも悪いわけではなく、いい曲ばかりだし、ヒット曲もあった。 でも、初めて聴いたときの「ときめき」が感じられなくなっていた。JTだって年をとるし、ぼくだって年をとる。当たり前のことだった。2度目の来日には、ぼくは仕事が忙しいのを理由に行かなかった。仕事場では、ぼくが音楽をやっていたことは知られていなかったし、ぼくにとっても音楽は遠く離れたところに行ってしまっていた時期だったのだろう。 2002年になって「October Road」が出たとき、70年代初期のJTではないけれど、ぼくの思っていた懐かしいジェームスの音が帰ってきたな、と感じた。ところがそれ以降、新作が出なかった。カバーアルバムや、キャロル・キングとの「Live at the Troubadour」、ほとんど弾き語りで自分の歴史をたどった「One Man Band 」もあったから、アルバムを出していないわけではない。それぞれ楽しいアルバムだったし、キャロル・キングとの武道館のコンサートは、ぼくが行ったライブでもベストともいえる素晴らしいものだった。ちょっと縁遠くなっていたJTが帰ってきたと思えた。 でも、なにかひっかかるものがいつもあった。それは新曲がないこと。あれだけ素晴らしい曲を書いた人が、まったく新しい歌を歌わなくなった。もちろんライブでは有名な曲を聴きたいという気持ちはあるのだけど、まったく新曲を発表しないとなると心配になる。書けなくなったのか? 書けなくて苦しんでいるのだろうか? だから昨年フェイスブックで新しいアルバムの制作に入ったと発表になったとき、小躍りして喜んだ。新曲を書いているとあったからだ。 新作「Before This World」は、13年ぶりのオリジナル・アルバムになる。ライナーノーツの本人のコメントによると、やはり曲を書かない、書けないプレッシャーはあったようだった。「今書かなければ!」と決心して、ひとり、家族から離れて友人の家を借りてこもって作曲したという。 スピーカーから流れてきた音は、まさしくJTの音だった。13年ぶりということだったが、思い入れが強すぎるわけではなく、やさしく穏やかな音楽だ。ゲストもヨーヨー・マのチェロが入っていたり、スティングが歌っていたりするけれど、豪華さを売り物にしてはいない。基本は、JTの歌とギター。きっとギターをつま弾きながら、歌ったときにアレンジは完成しているんだろう。曲調はポップな曲調よりもカントリーやアイリッシュ風のものが多い。でも、サウンドはJT独特のものになっている。そう、いつもの音だ。これが10年前に出たアルバムといってもわからないかもしれない。でもけっして古くさいというわけではない。最初から懐かしい音楽といったらいいのか。じつに軽やかだけど、グルーブがある。ドラムはスティーブ・ガッド! 1曲目の「Today Today Today」のようなフィドルが入ったカントリー調の、単純に思える曲でもギターのアレンジや、コード進行が凝っていて、かっこいいなあ。さすがJTだと思う。それにしても声が若々しい。67歳とは思えないなあ。声だけじゃないな、どの曲を聴いても新鮮だ。音楽をする楽しさが素直に伝わってくる。 1970年代前半の繊細でヒリヒリするような音じゃないし、迷いながら新しい音を探している70年代後半、80年代の音ともちがう。自分のあるべき場所を見つけた音。自宅の納屋を改造したスタジオでリラックスして作った音。あこがれる音だ。もっともツアーで忙しいので、行く先々でオーダーダビングをしたらしい。 最近、ジョニ・ミッチェルの伝記で読んだのだが、JTは「Sweet Baby James」や「Mud Slide Slim and the Blue Horizon」が大ヒットしているときでもドラッグをやめることが出来なかったようだ。そういえばカーリー・サイモンと離婚したのもドラッグが原因だったと読んだことがある。あの美しい、楽しい音楽の影には、ドラッグを絶てない苦しみがあったのだなあ。 #
by kyotakyotak
| 2015-07-01 20:13
| CD紹介
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